対策は大きく3つのポイントを挙げていました。
1、飲食に気をつける
2、ストレスに気をつける
3、新しい凝りはすぐに取る
前回は1をお話ししたので、今回は2の「ストレスに気をつける」からです。
ストレスは体に広い範囲で影響を及ぼす厄介なものです。
ストレスと一口に言っても様々なものがありますが、多くは体に防御体制をとらせるものが多いと思います。
「ギュっと力が入った状態」がずっと続く感じです。
疲労物質も余計に出ますし、何より血流が悪くなりやすく、あちこちに凝りを作ってしまいます。
これらは「凝りの芯」の元になりますし、「芯」を大きくしていく原因にもなってきます。
流しそうめんの例で言うなら、「そうめんを一度に大量に流すと同時に流すレーンが狭くなってしまう」という感じでしょうか。
そんな状態の所にお箸を突っ込んだら、一気にそうめんの塊が出来ることは想像できると思います。
まして、前回言ったようにそうめんを流す水の代わりにベトベトの「あんかけのあん」になってたとしたら、ますます絡まりやすくなりますね。
ですから、いかにストレスを解消して、心と体をリラックスできるかがとても重要になってきます。
ただし、これは結構難しいことです。どうしてもストレス源を取り除けないことは多々あるからです。
しかも地味なストレスだと気がつかずに、知らない間に体がガチガチになっている事も多く見られます。
解消法は色々ありますが、一つ示すと「体をゆっくり動かす」という方法です。
「ストレッチ」でも「ラジオ体操」でも「ヨガ」でも「適当に体を動かす」でも何でも良いのですが、とにかくゆっくりと体を動かしてみてください。
動かした時に動かしにくい場所があったり、違和感があるような場所を入念に動かして解消していってください(無理は禁物ですよ)。
毎日寝る前にでもやっておくだけでストレスチェックとストレス蓄積の緩和ができると思うので是非習慣にしてみてください。
もちろんそれだけで全てのストレスが解消する訳ではないと思いますので、その時は鍼灸院に行ってガチガチになった体を定期的にほぐしておきましょう!
ストレスを上手に解消して、そうめんの量を減らすと共に流すレーンを広い状態に保ちましょう!
3つ目の対策は次回以降にお話ししたいと思います。
【健康法の最新記事】